にへるつおるぐ | src | ブログ | コンタクト | 統計 | 御串 | 小束 | 裏ミク | つ痛 | 顔本 |

10年ぶりに部屋に入るとコウモリや猫の巣窟だった

2009-03-04 21:53:37 JST-9 | akebia | 電子工作 | コメント | トラックバック | 履歴

ATのPCの場合、電源スイッチを入れたままACのコンセントに通電すれば、PCの電源がONになりますが、ATXのPCの場合には、BIOSの設定にもよりますが、通常、コンセントに通電してから、電源ボタンを押さないと電源がONになりません。BIOSで、電源ボタンを押さなくてもACのコンセントに通電すれば自動的に電源がONになる設定にしようとしても、BIOSにそういう設定項目が無いか、設定しても何故かうまく動作しない場合があるかもしれません。そんな時の対処方法を考えてみました。

ATX電源用コネクタのPS-ONとGNDをショートしたところ

先ず考えられるのが上の写真のように電源コネクタの14ピン(緑色のコードが繋がってる)とGND(写真では5ピン)をショートさせておく方法です。大概、これでうまくいきそうですが、これだと、電源装置の電源は入るけど、マザーボードの電源が入ってないという状態になることがあります。

参考リンク:
http://www.kawaraban.co.jp/azusa/connector/atx_powr.htm

次に、電源ボタンに繋がる信号線をショートさせておく方法があります。これでうまくいくこともあるかもしれませんが、おかしな動作になってしまうこともあります。

ATX電源自動投入器(回路図)

最後に、上の回路図のような「ATX電源自動投入器」なるものを考えてみました。

これは、電源がONになるとそれを示すLEDのアノードが陽極になり、電源がOFFになると陰極(電源ボタンの陰極側と同じ電位)になるタイプのマザーボード向けです。図の「LED+」をマザーボード上の電源LED用のピンのアノード側(「+」と記してあることがある)に繋ぎ、「SW+」をマザーボード上の電源ボタン用のピンの陽極側(「+」と記してあることがある)に繋ぎ、「SW-」をマザーボード上の電源ボタン用のピンの陰極側(大概「GND」と記してあることがある)に繋いでおきます。こうすると、マザーボードの電源OFFの時には「SW+」から「SW-」に電流が流れて、マザーボードの電源がONになり、マザーボードの電源がONになると、「SW+」から「SW-」に電流が流れなくなってボタンを離したのと同じことになります。

電源LEDのカソード側が陰極になったり陽極になったりして、電源LEDを制御するタイプのマザーボードでは、トランジスタをNPN型のものにして、信号線のつなぎ方をなんとかすれば対応できるかもしれません。それ以外のタイプでは、個々に応じてなんとか考えないといけないでしょう。電源LEDが、たとえば、スリープ状態になると点滅する等、色々な状態の表示を兼ねている場合には、おかしなことにならないように注意が必要かもしれません。

ATX電源自動投入器

抵抗が熱収縮チューブで覆われるようにして、組み立ててみました。

MyMiniCity 人気ブログランキングへ

  1. atx電源 回路図 (20)
  2. atx電源回路図 (3)
  3. 電源投入器 (3)
  4. ATX電源スイッチ 4ピン sleep (2)
  5. ATX電源を自動でONする (2)

Comments

No comments yet

Add Comment

Trackback

このトラックバックURL(右クリックして、リンクのURLをコピー)を使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。トラックバックの手動送信に失敗したり、拒否された場合には、あけび猫が入力しますので、こちらまでご連絡下さい。重複したトラックバックは、自動的に1つにまとめられるようなので、気軽に色々試してみて下さい。


http://2hz.org/akebia/