にへるつおるぐ | src | ブログ | コンタクト | 統計 | 御串 | 小束 | 裏ミク | つ痛 | 顔本 | | Login |
|
|
10年ぶりに部屋に入るとコウモリや猫の巣窟だった |
電子工作DENON PMA-715R ステレオプリメインアンプのリレー交換
あけび猫は、長年、ステレオアンプとして、PMA-715Rを使っています。これは、発売当時に購入した時から、微妙に左右の音のバランスがおかしかったみたいなのですが、修理に出すのが面倒で、ある日、リレーの接点を磨いてみたら直ったので、そのまま10年以上使っていました。しかし、最近、また音が微妙におかしくなりだした気がするので、さっくりと、リレーを交換してみることにしました。 先ずは、写真のように本体のキャビネットを開けます。上部のカバーをはずし、下部の鉄板は、トランスと、電源コードが繋がっている基板ごとはずします。 ちなみに、リレーの接点を磨くだけなら、上部のカバーをはずすだけで可能です。その場合、リレーのフタが開け難いですが、フタを指でつまんで歪ませてみるとか、傷がついてもよければ、プライヤではさんで強引に引っ張ってみるとか、なんとかすれば開きます。 次に、リレーを取り外します。片面ベーク基板なので、ハンダ付け面のハンダをハンダごてで溶かして、ハンダ吸い取り器で吸えば、簡単にはずせます。 写真の左のものが、元々ついていたリレー(G5R-2232P 24VDC)で、右が今回取り付けるリレー(G2R-2-AUL 24VDC)です。左のリレーのフタの上部にある傷は、いわずもがな10年以上前にプライヤで引っ張った痕です。左と右で、よく見ると足の数が違いますが… 写真のように、余分な足を取り去ってしまえば問題ありません。足は、根元からクネクネ何度も曲げれば折れます。 写真の左が元々ついていたもので、右が新しいものです。接点をよくみると、その構造が異なっていて、新しい方がなんとなく堅牢そうな雰囲気がしています。 新しいリレーをハンダ付けし、後は、キャビネットを元通りに組み立て、動作確認をすれば完了です。 結果、スピーカーから鳴る音は快調になりました。しかし、こんどは、なんか、本体に耳を近づけると、ハム音がすることに気がついてしまいました。しかし、通常使用には問題ないので、取りあえず、気にしないことにしました。 ついでに、このアンプの回路図は、これ。ASICでバイアスを制御しているような、なにやら凝った仕掛けっぽいです。
CommentsNo comments yet
Add CommentTrackbackこのトラックバックURL(右クリックして、リンクのURLをコピー)を使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。トラックバックの手動送信に失敗したり、拒否された場合には、あけび猫が入力しますので、こちらまでご連絡下さい。重複したトラックバックは、自動的に1つにまとめられるようなので、気軽に色々試してみて下さい。 |