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AWDC29罠用発信器・PIC12C509マイコン対応

シリアルポート接続PICライタ

(APW3)
Since 2002-9

罠用発信器マイコンのプログラム書込みに使えるお手軽なPICライタ(JDMプログラマ)です。
完成品ではありませんので、ハンダ付け、穴あけ等、組み立て作業が必要ですが、専用のプリント配線板が付いていますので、ジャノメ基板で配線を考えるよりは楽かと思います♪

★EEPROMタイプのPICで内部OSCモードを使う場合には、APW5がおすすめ♪★

なんか、いっぱい売れ残ってるので、さっくり、値下げ♪(2011-7-10)
配線板&部品セット(PW35)に100オームのチップ抵抗を添付するようにしました。(2009-2-17)

過去のお知らせ(履歴)


APW3 PICライタ本体(配線板PW38)


12F629/675対応アダプタ(配線板PW35)

アダプタを装着したところ
添付資料が分かりにくい場合には、写真も参考にして組み立てて下さい。写真をクリックすると、大きめの写真を表示します。 上記以外の配線板の写真はこちら。写真の物は配線が銀メッキしてありますが販売しているものには銀メッキはしていません。 銀メッキしてみたい方はこちらへどうぞ。
1. 一般仕様 4. 信じられない問題とその対策 7. 参考ページ
2. 価格 5. 部品表 8. リンク
3. 組み立て方法 6. 書込みソフトの使い方 9. 配線板
ご注文・お問い合わせ    

1. 一般仕様

型番

APW3

対応書込みソフト

IC-Prog

対応マイコン

マイクロチップ社製 PIC12C509、PIC12C509A、PIC12F629及びPIC12F675

※上記以外のマイコンの対応につきましては、参考ページの欄をご覧下さい。
※PIC12F629及びPIC12F675で内部OSCモードを使った場合、再書込みする為には「12F629/675対応アダプタ」が必要です。 おろしたてのPICにアダプタを使って書き込みすると失敗するようです。「0000hで照合(ベリファイ)に失敗する」をご覧下さい。 罠用発信器の場合、内部OSCモードを使っていないので、12F629/675対応アダプタは必要ありません。
パソコンとのインターフェース

RS-232C(シリアル/COMポート)

2. 価格

セット内容(型番)
2.3 配線板&部品セット(APW3-PW36) 在庫限り。
配線板・D-SUB25Pinコネクタ・18Pin ICソケット・その他(詳細)
※PICライタ本体です。
※配線板は、PW36が付いています。
※マイコンやアダプタは付いていません。

300円
(送料別)

在庫: 1

2.f 配線板&部品セット(APW3-PW38)
配線板・D-SUB25Pinコネクタ・18Pin ICソケット・その他(詳細)
※PICライタ本体です。
※配線板は、PW38が付いています。
※マイコンやアダプタは付いていません。

300円
(送料別)

在庫: 52

2.g 配線板のみ(PW38)
(その他の部品等は付いていません。)
※PICライタ本体です。
※部品の配置については、配線板&部品セットの添付資料をご覧下さい。

100円
(送料別)

在庫: 14

2.b 配線板&部品セット(PW35)
配線板・18Pin ICソケット・その他(詳細)
※12F629/675対応アダプタです。
※PICライタ本体やマイコンは付いていません。
※R6の抵抗値が100オームでないとPCによってエラーが出やすくなる
らしいです。このセットにはR6として300オームと100オームのものが添付されているので、どちらか選んで使って下さい。詳細は、
「12F629/675対応アダプタの参考ページ」をご覧下さい。
※配線板はPW35が付いています。

200円
(送料別)

在庫: 22

2.c 配線板のみ(PW35)
(その他の部品等は付いていません)
※12F629/675対応アダプタです。
※部品の配置については、配線板&部品セットの添付資料をご覧下さい。

100円
(送料別)

在庫: 71

2.5 配線板のみ(PW32) 在庫限り。
(その他の部品等は付いていません。)
※PICライタ本体です。
※部品の配置については、配線板&部品セットの添付資料をご覧下さい。

100円
(送料別)

在庫: 4

2.6 配線板のみ(PW32-B) 在庫限り。
(その他の部品等は付いていません。)
※PICライタ本体です。
これは、カットがイマイチで、欠けたりヒビが入ってしまった物です。
写真はこれと、これ。配線は切れたりしていないので、
見栄えを気にしなければ、問題無く使えると思います。
※部品の配置については、配線板&部品セットの添付資料をご覧下さい。

50円
(送料別)

在庫: 6

★送料は、カゴに入れると表示されます。表示されない場合には、ご注文後にお知らせします。事前に知りたい場合には、お問い合わせ下さい。
★配線板&部品セットは、ご利用者の方でハンダ付け等、組み立てをする必要があります。
★配線板には穴が空いていません。組み立てにドリルが必要になります。ルーター等をお持ちで無い方は、ピンバイスを使うのが安価で好いかと思います。 穴の大きさは配線板の番号によって異なりますので、「9. 配線板」で確認して下さい。
★シリアル接続ケーブルは添付されていませんので、D-SUB25ピンのオスコネクタがついた、ストレートタイプのケーブルをご用意下さい(ここで販売してるかも♪)。
★D-SUB9ピン仕様のPICライタは今の所製作予定はありません。9ピンのコネクタがついたケーブルを使いたい場合には、電気屋さん等で変換アダプタを探してみて下さい。…と思っていたら、こんな物(HS HOMEPICライター)を発見(2004-03-30)。う゛〜ん。。あけび猫は25ピンの方が昔のモデムとかで使っていたケーブルが流用できてよいかと思ったのですが、そうでもなければ、9ピンでもよさげな予感。。…Writer509方式のものはD-SUB9ピン仕様にしてました(2010-05-20)。
★おすすめグッズ★
2.7 Φ0.6ミリヤニ入り糸ハンダ
2.8 未書込みマイコン
PIC12F509
2.9 未書込みマイコン
PIC12F629
2.a 未書込みマイコン
PIC12F675
2.e RS-232Cストレートケーブル
D-SUB9ピンメス-D-SUB25ピンオス 0.9メートル
11.1 Cool-Amp小分けパック

3. 組み立て方法

組み立て方法は、添付の部品配置図等を見れば分かるかと思いますが、チップ部品が取り付けにくいと思われる場合には、こちらをご覧下さい。
ICソケットは、18Pinの物がついており、発信器のマイコンは8Pinですが、気にせずソケットの1番ピンとマイコンの1番ピンとを合わせて差し込んで下さい。
添付資料に出てくる工具の説明はこちらをご覧下さい。

3.2. ご購入下さった方の製作記

※価格は材料費やあけび猫のモチベーションによりかなり変動することがあります。

4. 信じられない問題とその対策

4.1. IC-Progでスマートカードウィザードを実行してしまった

IC-Progにはスマートカードウィザードなる機能がついていて、あけび猫はよく知らないのですが、恐らくこれは一般にICカードと呼ばれるマイコン内蔵のクレジットカードみたいな形をした物の為の機能だと思われます。このコマンドを実行すると、なんだか英語のメッセージが出てきて、キャンセルと継続ボタンが出てくるのですが、、なにも知らずに継続ボタンを押してしまうと、あれよあれよというまに謎な書込みが開始されて、PICライタに装着されているマイコンは遭えなくお亡くなりになってしまいます。謎な書込みがなされたマイコンの内容を読み出してみて、データが0000になっていましたら、そのマイコンは諦めて下さい。対策は、なんだかよくわからないボタンをむやみに押さないことです。

4.2. 0040hで照合(ベリファイ)に失敗する

ヒューズ(コンフィギュレーションワード)のCP(コピー防止)にチェックを入れた状態で書込みをすると照合に失敗してしまいます。これは、CPにチェックがはいってると書き込んだデータが読み出せなくなるからだと思われます。ただし、全てが読み出せなくなるわけでなくて、先頭の64ワードは読み出せるようです。対策は、このエラーを気にせずにそのまま書込みが完了したマイコンを使ってみることです。又は書込みボタンを押す前にCPのチェックをはずします。

4.3. ケーブルが断線していた

ケーブルが断線していると当然、正常に動作しません。IC-Progのハードウェアのチェックの機能等を使ってケーブル内の重要な全てのライン(TxD GND CTS DTR RTS)が機能しているかよく確認してみて下さい。ケーブルを交換してみたり、別のパソコンで試してみるのも手です。

4.5. 0000hで照合(ベリファイ)に失敗する

おろしたてのPICに「12F629/675対応アダプタ」を使って書き込みすると書き込みに失敗するようです。失敗した時にはアダプタ無しでもう一度書き込んでみて下さい。書き込みに失敗すると内蔵オシレータの校正値が読み出せなくなるようなので、心配な場合には事前に読み出しておくことをおすすめします。

4.6. プリンタポートに繋いでいた

DOS/Vパソコンに、昔の国産機(NEC PC98シリーズ、MSX等)用のケーブルを使って接続すると、プリンタポートに繋がってしまうので、間違えないようにして下さい。

5. 部品表

  • PICライタ本体の部品表はこちら
  • 12F629/675対応アダプタの部品表はこちら

6. 書込みソフトの使い方

本PICライタを使ってマイコンにプログラムを書込むは、IC-Progを使うと簡単です。

IC-Prog Software 1.05 Multi-Lingualと、IC-Prog NT/2000 driverの内容を同じフォルダに解凍します。これらがダウンロードできない時には、ここから、それっぽいファイルを探して下さい。
先のフォルダに、Helpfileをダウンロードします。
icprog.exeを起動すると、自動的にHardware settingsが出てきますので、Programmerのところに、JDM Programmer をセットし、PortにPICライタを接続するポートをセットします。その他は、のとおりにしておけばよいでしょう。起動中、エラーが発生しても、気にせずにOKボタンを押して先にすすみましょう。
WindowsNT,2000又はXPの場合には、Optionsを押して、MiscタブのEnable NT/2000XP Driverにチェックを入れます。
のように画面右上のコンボボックスにPIC 12C509をセットします。
Open File...を押して、書き込みたいHEX形式等のファイルを開きます。HEXファイルは、これに含まれている物がそのまま読み込めます。
Progam Allを押すと書込みが開始されます。最初にマイコンの内容を読み込んでから、次に書込み、続いてベリファイされると完了です。最初に読み込みをするのは、内蔵OSCの校正値を読み込む為だと思われます。罠用発信器のプログラムにおいては、この値は重要では無いので、警告が出ても気にせずOKを押せばよいでしょう。
ベリファイに失敗した場合には、もう一度Progam Allを押して書込みをします。失敗しても、何度か上書きすると成功する事があります。CP(コピー防止)にチェックが入っていると当然、何度やってもベリファイに失敗すると思います。この場合には実際に動作させてみるしか、正常に書き込めたかどうかを確かめる術は無いかと思います。
画面下のタブで適当なバッファを選んで、Read Allを押すと、そのバッファにマイコンの内容が読み込まれます。書込む内容と見比べてみて、違うところの内容が0fffのままならそこが書込まれなかった部分と思われます。このような症状は、書込み中に、他のプログラムが重い処理をしていた場合によく見られますので、書き込み中は、他のプログラムをいじらないようにそっとしておきましょう。
10 Hardware settingsを設定しなおしたい時には、Hardwareを押します。

IC-Progがうまく動作しない場合には、以下のようなソフトも試してみて下さい。

7. 参考ページ

本PICライタの製作には、以下のページを参考にしました。 数々の情報を公開して下さっている方々に感謝いたします♪

ROC's(JR3ROC) Home Page -> シリアルポート接続PICライターの製作

本PICライタの回路は、ほとんど上のページの物を使っている(LEDと直列に入ってる抵抗の値が若干異なるだけ)ので、上のページに書いてあるようにPIC12C509以外のマイコンでも使えるかと思いますが、未確認です。もしPIC12C509以外で試してみて配線間違い等の不具合が発覚した場合には、パターンカット&ジャンパー等でなんとかしてみてください。

安定化のつもりでLEDの抵抗値 を変更してありますが、不具合がある時にはLEDをはずしてみるのも手かもしれません。また、22uFのコンデンサを100uFとかに増やしてみるのも手かもしれませんが、これは未確認です。

7.2. 12F629/675対応アダプタの参考ページ

FENG3のホームページ ->
    JDMプログラマ用で12F629-675に再書き込みできない問題

12F629/675対応アダプタ(PW34)の回路は、上のページで紹介されているアラム氏の物とほぼ同じです。PW34基板では、PICライタ本体に接続する部分がDIP8Pソケットで無く、スズめっき線を使っています。又、1kと100Ωの抵抗の値がそれぞれ、1.5kと300Ωになっています。PW34の9番と10番のピンは基板の固定用であり何処にも接続されていないのでこれらを取り除けば8ピンソケット使ったJDMプログラマにも接続できるかと思います。100Ωが300Ωになっているのは、アダプタを装着した時の本体の高輝度LEDの輝度の低下を目立たなくする為です。PICライタ(PW32)にアダプタ(PW34)を装着した状態と同等の回路図はこちら

FENG3氏より、R6についてご指摘がありました。下記はその内容です。

Sent: Wednesday, March 10, 2004 3:51 PM
Subject: あけび猫へ
  …
> 「12F629/675対応アダプタ」の件ですが、Rは100オーム
> でないとPCによってはエラーがでやすくなります。
> FENG3もLEDが暗くなるので、Rをいろいろとりかえて
> 試したのですが、FENG3のパソコン環境では470オーム
> が限界で、それ以上の値にするとエラーがでるようになりま
> した。つまり、VDDの立ち上がりが遅延しすぎるように
> なるのです。かといってRを短絡させるわけにはいきません
> ので、購入者のさまざまなパソコン環境を考慮すれば、過
> 負荷ぎりぎりの100オーム程度が無難な値かなあと思いま
> す。
  …

そういうわけで、配線板&部品セットには、300オームで失敗した時用に、100オームの抵抗も添付しています。

8. リンク

以下はPICライタキットをご購入下さった方のページへのリンクです。
★ざじずぜぞんび企画★
可愛い美少女なイラストや漫画があります♪ 同人誌の通販もしています。
とりさんのApe100整備&改造記録
エイプ100ってバイクのカスタマイズとか色々〜(^^)/
www.naruka.com
サーバー用Linux PCにLCDパネルを組み込んだりしています。
My K-cars Life
軽自動車に悪戦苦闘の記録です ^^;

以下は当ページにリンクして下さっている所です。ありがとうございます♪(この欄では、当ページの別の部分で既に紹介している所は含めていません。)

PIC de CYBOT -> PICライター
「サイボット」と呼ばれるロボットをPICを使って動かすみたいです。

※リンクを希望される場合やお気づきの点があれば、気軽にご連絡下さい。 リンク切れはこちら

9. 配線板

配線板の番号とその説明です。主にあけび猫が買い込んだ部品がうまく取り付けできるように、配線板を更新しています。
種類 番号 写真 説明
PICライタ本体 PW-3 APW3-1.jpg
APW3-2.jpg
販売開始した時のものです。部品穴はφ0.7ミリ、チップ抵抗は3216サイズ、LEDはφ3ミリを前提に設計されています。
PW32 APW3-PW32-1.jpg
DSCF0026s.jpg
PW-3をベースにφ5ミリのLEDを取り付けできるようにしたものです。φ3ミリのLEDも使えます。他はPW-3と同じです。
PW33 DSCF0119s.JPG
DSCF0118s.JPG
PW32をベースに、チップ抵抗のサイズ2012(2125)、部品穴φ0.8ミリに対応させたものです。チップ抵抗は3216サイズも使えます。部品穴はφ0.7ミリでも問題ありません。
PW36 KIF_1078s.jpg
KIF_1080s.jpg
配線板製造上の都合により、PW33よりも微妙に大きさを小さく(1mm程度)したものです。大きさと配線パターンが微妙に違うことを除けば、PW33と同じです。
PW38 KIF_1573s.JPG
KIF_1575s.JPG
PW36をベースにチップ抵抗が配線をまたがないように、部品の位置と配線パターンを変更したものです。他はPW36と同じです。
12F629/675対応アダプタ PW34 DSCF0019s.jpg
DSCF0024s.jpg
部品穴はφ0.7ミリ、チップ抵抗は3216サイズを前提に設計されています。
PW35 KIF_0749s.jpg
KIF_0751s.jpg
PW34をベースに、チップ抵抗のサイズ2012(2125)、部品穴φ0.8ミリに対応させたものです。チップ抵抗は3216サイズも使えます。部品穴はφ0.7ミリでも問題ありません。

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